アポロ13号は小型の核装置を搭載していた2!?


アポロ13号撮影の月の回りを飛ぶUFO群 白く丸い月の上方、下方を光を脈動させて飛び回る物体

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 「アポロ13号 奇跡の生還」 ヘンリー・クーパーJr 著(新潮社)の51ページに次の記載がある。

―NASAのある技術者がのちに述べた所見は、事故当初の世界中の反応をはっきりと思い出させてくれる。「アポロが、2基の酸素タンクを同時に失うなどとは、誰も思ってもみなかった。そんなことはありえないのだ」 スワイガード自身も、のちにこう書いている。「仮に、シュミレーターの訓練で誰かがそんなことを設定したら、我々は「よせよ、そんな非現実な設定があるものか」と言い返しただろう―



「アポロ13号 奇跡の生還」134-135ページの記載

着陸船には核燃料が詰まった金属容器が積んであるので、どうしても(地球の)深海に落下させなければならないためだった。この核燃料は、月においてくるはずだった科学調査用の機材に電力を供給するためのものだった。着陸船の他の部分は大気圏再突入の際の高熱で全部燃え尽きてしまうが、その金属性の容器だけは、きわめて強度のある耐熱容器なので、燃えないで地上まで落ちてくるのである。 

「アポロ13号 奇跡の生還」193-195ページの記載

―今はさらに、もう一つの問題があった。間違い無くニュージランド沖に落下させると、ディートリックが原子力委員会(AEC)に約束した、核燃料の問題がのしかかっていたのである。・・・ディートリックは、AEC代表の視線を首筋に感じていたせいか、依然として核燃料の容器のことを心配していた。彼はこのまま行った場合の着陸船の新しい着水地点を大急ぎで計算し、AECの代表にこの軌道でも深海に落下すると保証した―

「アポロ13号 奇跡の生還」によると:
「核」は積載されていたが、「核爆弾」ではなく「核燃料」であったとする。


アポロ13号の事故でもっとも苦労したことは、酸素タンクが2つともだめになり、3つあった燃料電池の2つがだめになり、2つあった電力供給ラインの1つが完全に使えなくなったことである。燃料電池がだめになることはエネルギーの供給源がいっさいなくなるということで、それゆえ司令船を見限って2人しか乗れない着陸船に3人がのり、立ったまま宇宙船の極寒に耐えて命からがら地球に帰還した。(最終的には司令船に戻り着陸船、支援船を切り離し「司令船」で地球に帰還した。)



切り離し直後に「支援船部分」は大きく破損した部分をクルー達にみせた












「同書」によるとアポロ13号の核燃料は「科学調査用の機材に電力を供給する為」と述べられているが、なぜ事故の後でエネルギー源として利用できなかったのか?通常「核燃料」を電力に変換する原子炉の基本設計は、現在でも「湯沸かし型」という中間過程を経ておこなわれる。核燃料を電力に直接変換する技術(原子力電池)は1960年代に開発されておらず、周辺機材の問題を考慮すれば装置はきわめて大型になり、とうていアポロには搭載できないというのが専門家の意見である。もし万一それが開発されてアポロに搭載されていたなら、それらの機材や原子力電池はアポロ飛行士が簡単に月で組み立てられる非常にコンパクトな装置のはずである。つまり事故発生時にも複雑な組立作業の必要はなく、簡単に使用できたはずなのである。・・・こうなると積載物は「核燃料」ではなく「小型核爆弾」という疑いはますます濃厚になってくるのである。



帰還したアポロ13号のクル−:ヘイズ、ラベル、スワイガード
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