聖書記載の史実考察(1)
膨大な文字でつづられた旧約聖書の中身が歴史書として事実の書であり、その歴史性を証明する学者の研究が急速に進んだのは19世紀に入ってからだ。考古学者の発掘による実証的方法が、それまでは神話や伝説だとさえ思われていた数々の事柄は、「実は歴史的な事実であった」という証明をして来た。近年の数々の発掘がそれを証明してきている。これが今の歴史の常識になりつつあるという。
エリコの遺跡
あの有名な出エジプトの時に、モーセとイスラエルの民が真二つに割れた海を逃れたが、その時追われたエジプト軍の戦車の残骸が海底で発見されセンセーショナルな話題をふりまいた。またバベルの塔やエリコの町、ソドムとゴモラの罪深い町、アブラハムの出生地ウルの存在が確認されたり、ノアの大洪水、ノアの箱船の痕跡の発見、アシュケロンで出エジプト記に記載の黄金の子牛像の発掘、「イスラエルの王」「ダビデの家」碑文の発見、ソロモン神殿跡至聖所での「契約の箱」設置用のくぼみ発見等、
数々のことが歴史的な事実と分かってきはじめている。
ボッス アララト山上のノアの箱舟クリック:説明
つづく キリスト出現の預言へ
TO BE CONTINUED
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