ノアの箱船

 1959年、トルコの空軍兵が空撮写真を読解していて、船によく似た形をした奇妙な岩を発見した。この「石の船」はアララト山ではなく、そこから約30キロメートルはなれたジュデェイ山の麓の台地にあり、イスラムの資料によれば、そこはノアの箱船の停泊地とされていた。船の寸法は聖書に述べられているのとほぼ等しかった。長さ150メートル、幅45メートル、高さ15メートル。(幅が聖書に述べられている25メートルよりやや広いがこれは箱船が土砂に埋まって押し広げられたと考えれば説明がつく) ただし箱形ではなく船尾がとがっていて、船首はふくらんでいた。最初の調査では単なる自然のいたずらと考えられていた。

 しかし1970年代の末にアメリカ人ロン・ワイアットが、すぐその近くでたくさんの石の錨(いかり)を発見した。これは宗教的な象徴として崇められていたらしく、明らかに数百年にわたって,記号や十字が刻まれていた。600メートルの高地で、海から何百マイルも離れた所に錨(いかり)とは何を意味するのか。「引き石」は縦が平均3メートルの大きな岩塊で真ん中に固定用の穴が空いていた。このような石は地中海の各所で発見されている。(もっともサイズは小さいものだが)
 1985年、深海潜水者のデェヴィッド・ファソルドは超高感度のレーダー装置を使い、船首から船尾への内部の区分と、隔壁のあいだにさし渡した梁(はり)を示唆するものを確認した。そしてふつうならあるはずのない地帯で、レーダー装置は鉄その他の金属が集中しているのを探知した。鋲と釘であろうか。




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1959年、ジュデェイ山で発見された船型の岩
1948年の地震によって姿を表した。
ジュデェイ山はアララト山脈の一部である。


クリック:ロナルド・ワイアットの調査結果







 





ジュデェイ山の岩の形成物はデェヴィッド・ファソルドの超高感度のレーダー装置による調査で高度な金属の集中を探知した。




説明:クリック




  


このレーダー写真にジュデェイ山の岩の形成物の「船底」が見てとれる。
デェヴィッド・ファソルドの考えでは、これが巨大な船の残骸であることは間違いないとする。










参考文献:超古代の謎 ロエル・オーストラ
       川出書房新社







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