デヴィッド・ファソルドの調査
1985年、デヴィッド・ファソルドは、アメリカのロスアラモス研究所のジョン・ボームガードナー博士の協力で分子振動スキャナーという超高感度のレーダー装置で巨船の船体構造を発見した。
デヴィッド・ファソルドは次のように推測する。「箱船が最初に漂着したのはアキャイラ連山の頂上付近だった。その後、地滑りで現在の位置まで押し流され、土砂に埋もれ、珪化(けいか)した結果、ほぼ原型が保たれたのだ。そして、地震の作用で徐々にせりあがり、やがて周囲の地表が風雪に浸食されて、船の形がはっきり現れたのだ」と。
分子振動スキャナーによる調査
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