ソドムとゴモラ


 罪深き町ソドムとゴモラは実在していたことが確認されている。死海近くのシデムの谷にある5つの町で、ソドムと隣のゴモラの町は罪が一番重かった。天の御使いたちがアブラハムとロトのところにあらわれて町を神が滅ぼすので立ち去れと忠告する。
「他に、あなたの身内の者がここにいますか。この町にいるあなたの身内のものを皆、この場所から連れ出しなさい。私たちがこの場所を滅ぼそうとしているからです。彼らに対する叫びが神の前で大きくなったので、神はこの町を滅ぼすために、私たちを遣わされたのです。」創世記の第19章第12-13節。

 アブラハムは神に滅ぼさないよう嘆願する。「そこにもし正しい人がいたら滅ぼさないであろう」と神は言う。「40人正しい人がいたら滅ぼさないであろう。」、神は言う。アブラハムは40人はソドムの町には多すぎるように思われた。「もしそこに正しいものが30人いたら、私はこれを滅ぼさないであろう。」・・・・そして30人が20人、20人が10人まできて、「正しいものが10人いたら、その10人のために滅ぼさないであろう。」・・・
「命がけで逃げなさい。振り返ってはいけない。この低地のどんな場所にも立ち止まってはならない。さもないと滅ぼされてしまう。」
ロトの一家4人が命からがら低地の外れの町ゾアルにたどり着いたとき、ついに神は悪徳の町に懲罰を下す。
現実は厳しい。ソドムとゴモラの町はまるで原爆でも落とされたかのように滅ぼされてしまうのである。










 










ルカス・ファン・ライデンの絵 ルーブル美術館蔵
ロトとその娘   背景:ソドムの滅亡






神は硫黄と火とを神の所すなわち天から降らせて、これらの町と低地全体と、その町の住民と、その地にはえている植物を、ことごとく滅ぼされた。創世記の第19章第24―26節

ロトたちはゾアルにとどまることなく、山の方へ向かってさらに逃げ続けたので、難を逃れたかに見えた。しかしロトの妻に災いがふりかかるのである。「ロトの後ろにいた彼の妻は、振り返ったので塩の柱になってしまった。創世記の第19章第26節

翌朝、ソドムを見下ろす丘にアブラハムの姿があった。「彼がソドムとゴモラの方、それに低地の全地方を見下ろすと、見よ、まるでかまどの煙のような煙が立上っていた。創世記の第19章第28節 
 アブラハムはソドムの町には正しい人は10人もいなかったのだと後から思っている。

この容赦しない神がもしこの20世紀末の地球を見守っていたらどのような判断をくだされるのか考えると恐ろしい気がする。
人類はもはや自らを省みて悔い改めないと救いようがないのかもしれない。

 このソドムとゴモラの舞台となる死海周辺地域の地理状況を検証してみよう。
ヨルダン川から流入する水が死海で出口を失い、強烈な太陽の光に照らされ塩分濃度が極度に高くなる。死海の塩分濃度は異常に高く、30-35%もある。通常の10倍の濃度である。あまりに高い塩分濃度のために、生き物がまったく棲めない湖ということで「死海」と名付けられたのだ。古代から死海は若返りに効き目がある海として語り継がれてきており、水および泥が美容に良いということで、かのクレオパトラ以来、美容と健康にずっと利用されている。
 
 また湖に近いあたりは一面塩の結晶に覆われ、いたるところに「塩のつらら」が立っている。死海の水面が海抜マイナス392メートルにあることも信じ難いことで、それほど低いところにあるのに、なぜか海の水が入り込まないのだ。また死海周辺には硫黄の臭いのするところがたくさんある。死海からその南のアカバ湾、さらに紅海にかけては、地質活動が非常に活発で、地震や地震に伴う地表の隆起、沈降、有害物質の地中からの噴出などが頻繁に起きている。つまりアフリカから続く「アフリカ大地溝帯」の最前線であり、火山活動や地震の活発な地域なのだ。

---ソドムとゴモラの滅亡劇も、その引き金を引いたのは大地震であったろう。まず最初に地震が起き、その結果地面に大きな裂け目ができる。その裂け目から地中に眠っていた石油やメタンガスが噴出し、それが何らかの原因で引火する。そしてこの火が地中の硫黄を発火させたのだ。硫黄は常温では固体だが、わずかな熱でも溶け出す。また可燃性で、いったん火がつくと溶けて流れながら有毒の亜硫酸ガスを大量に放出する。---これがソドムとゴモラの滅亡劇の正体である。(参考文献、図 竹内均 著 科学が証明する旧約聖書の真実より)


























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